夏なのに

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7月20日 手賀沼周辺

林ではヤマユリがいつもの年と同じように咲いていた。
ヒヨドリバナも咲き、アキノタムラソウも咲き始めている。
オトコエシは1メートル近くに伸び秋の開花に備えていた。

植物は確実に夏を迎えている。
だが、天候は今日も相変わらずどんよりとしたまま。
蝉の鳴き声も何か弱弱しい。

痛い程のあの夏の陽射しが恋しい。

ヒヨドリバナ
ヒヨドリバナ廣幡宮横.jpg

水田湿地巡り

河畔風景.jpg
7月18日 手賀沼周辺

Mさんと二人で大津川周辺の水田湿地を巡る。

放置された水田湿地はヨシやガマが密生し植生は単調となる。
多様な草花が見られるためには草刈り等の人手の介入が必要。
湿地を周りながら、その湿地と人との関わりを推測し合いながら
語り合うのも楽しい試みの一つ。

水路脇では工事による攪乱の影響か、サンカクイが復帰していた。
サンカクイ用替下横1.jpg

放棄田の水溜まりで見たヤマカガシ
ヤマカガシ前田横2.jpg

観察会

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                   ノカンゾウの観察
7月15日 手賀沼周辺

不安定な天候が続く中、観察会。
予想に反して5名が集まる。

マヤラン探しを考えていたが、曇天の薄暗い林の中での探索は
危ういと考えて中止。
代わって、水田湿地帯の花観察。
ハンゲショウ、ノカンゾウ、イヌゴマ、ミクリを観る。

ノカンゾウとイヌゴマを堪能。

イヌゴマ
イヌゴマ不動下横.jpg

ノカンゾウ

ノカンゾウ染井入落横3.jpg
7月13日 手賀沼周辺

里の最東端にある水田地帯に行く。

ここでノカンゾウを探す。
十年前には水田の方々に見られたが、今日見たのは1カ所のみ。
畦道は徹底的に刈られ残っている草は農薬で黒く染められていた。
ノカンゾウが見られたのは水路の1カ所だけ。

ノカンゾウ以外にも写真のハンゲショウとイヌゴマが見られた。
だが、この2種もみられたのは写真のそれぞれ1カ所ずつだけ。

かつての懐かしい水田風景は、今では、ごく限定されたエリア
だけの風景になってしまったようだ。
ハンゲショウ
ハンゲショウ染井入落横.jpg
イヌゴマ
イヌゴマ染井入落横2.jpg

イヌゴマ

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7月11日 手賀沼周辺

Mさんと二人で大津川周辺を巡る。

池畔湿地と放棄田に潜む植物の保全について
話し合いながらの里巡り。

放棄田の1つにイヌゴマが咲き始めていた。
近年、減少が目立つイヌゴマ。
今年は、野焼きと雑草刈り取りによって復活した。

イヌゴマ不動下横3.jpg

人と湿地

大井新田風景横.jpg
7月10日 手賀沼周辺

写真は手賀沼池畔のゴキヅル自生地。
ヨシが刈り取られ奥に続く道が作られていた。
釣り人が作った道だ。

道に降りて奥へと入って行く。
道沿いにコムラサキが咲き、ゴキヅルの葉も見られた。
密生するヨシ原の中でコムラサキやゴキヅルが見られるのも
釣り人のご苦労のお陰である。

年初、この湿地は失火による野焼きに見舞われた。
この人災が湿地の植生にどのような影響を与えるのか。

湿地に少しでも多様性をもたらすには、人による介入が
欠かせないはず。

コムラサキ
コムラサキ大井新田横.jpg

マヤラン

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7月9日 手賀沼周辺

心も寒々とする梅雨寒が続く。

今日は里の2カ所でマヤランを探す。
1カ所は伐採工事で林内が荒らされマヤランは消えてしまった。
残る1カ所は、期待を抱いて丹念に探す。
斜面林を幾度も上り下りして探したが見つからない。
やっと見つけたのが写真の1本のみ。

最近、体力に加えて視力の衰えが顕著。
仲間の足と眼を借りればもっと見つかるかも。

ヤブミョウガ
ヤブミョウガ廣幡宮.jpg

観察会

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7月8日 手賀沼周辺

4人で観察会。

今日は2カ所で観察。
観た植物はタシロランとサガミラン。
いずれも葉緑素を持たない白色のラン。
梅雨時の薄暗い林下に相応しい幽霊ラン。

この希少なランを支えるのは常緑樹主体の林で、しかも
可成り大きな規模の広さを持った林でなければならない。
そんな林が里に今も数か所残っていることがありがたい。

タシロラン
タシロラン子の神横.jpg

タシロラン

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7月6日 手賀沼周辺

連日の雨、里に行く機会を奪われる。
今日の曇り空は、やっとのチャンス。

林に入ると、靴とズボンがしっかりと濡れる。

タシロランが咲いていた。
樹冠をシラカシが覆う薄暗い林下。
そして今日は、雨上がりの湿っぽい空気が漂う。
そんな中で白っぽいタシロランの姿は不気味に思える。

タシロラン子の神横2.jpg



観察会

観察会横.jpg
7月3日 手賀沼周辺

3人で観察会。

学園内をぐるりと一周する。

チダケサシが咲き始めていた。
仲間が開花数を調べてくれた。
10年前には300本を超えていたが、
今年は114本。
狭い斜面林下で、樹冠の成長と共に
住み辛くなってきたのだろうか。

今年は花色が紅色が薄まり白っぽい。
気候のせいなのだろうか。

チダケサシ
チダケサシ横.jpg

今日もコクラン

画像6月26日(水) 手賀沼周辺

昨日に続いて今日もコクランを訪ねる。

この林は6年前に林縁が伐採された。
伐採によりコクラン生息地は明るい
林縁となった。
爾来、コクランに異変が生じ、開花に
至らない株が続出し始めた。

その後、放置されたままの林縁は樹木
が次第に成長し、一旦開かれた林縁は
閉じられてきた。

今年のコクランは以前の姿には及ばないが徐々に開花株が戻りつつあるように思える。
再び林縁が閉じられた林内の様子
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コクラン

画像6月25日 手賀沼周辺

公園の林でコクランが咲き始めた。

近年、コクランは開花しなかったり、
開花しても花が見すぼらしい。
下の写真はこの公園で8年前のもの。

何故、勢いがなくなってきたのか。
林縁が整備され外気が入り込み、
気温が上がり湿潤さが失われたためか。
人間が入ってきたため何らかの影響を
受けたためなのか。
未だ分からない。
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ミクリ

画像6月22日 手賀沼周辺

水田の脇にある水路にミクリが咲いた。
この水路のミクリは保全の手入れは
なされておらず、水田耕作に伴って
適宜に刈られたりしている模様。
だが、毎年立派な花をつけている。

一方の我々が手入れしている湿地の
ミクリは、なかなか思うように開花して
くれず、毎年試行錯誤をしている有様。
未だにミクリの心が理解できていない。


アオモンイトトンボ           チョウトンボ
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ノダケ育つ

画像6月21日 手賀沼周辺

周囲から隔絶された谷津の一画。

この谷地にノダケが生育している。
数年前に仲間が見つけ、爾来 周りの
雑草を刈り取って見守ってきた。

谷地で赤米を栽培する農夫も、この
ノダケの保全に理解をしてくれている。

皆の気持ちが通じたのか、ノダケは
大きく育ち、期待に応えようとしている。
今年の秋の赤紫色の花が待ち遠しい。
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水面の侵入者

画像6月20日 手賀沼周辺

手賀沼西端の公園へ行く。
写真の右側は湖面だが、ここには
ナガエツルノゲイトウとオオバナミズキンバイ
(黄色の花)が見られ、この2種の
外来種が湖岸を埋め尽くしている。

下の写真は、公園内の湿地の様子。
ここもオオフサモ等外来種に占有
されている。

陸上では人による自然の破壊によって
外来種は生存域を得られるが、水面域では人手は不要で自由に繁栄できるようだ。
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ミズアオイを植える

画像6月19日 手賀沼周辺

ミズアオイを植えた、と仲間からメール。
早速、現地(写真)の放棄田に行く。
仲間が種から育てた若芽があった。

以前、見つかったミズアオイを護ろうと
色々と手を尽くしたが失敗に終わった。
ミズアオイは湿地や水田が攪乱されること
によって目覚める植物で、保全は難しい。

若芽を植えることは保全とは言えないが、
あの美しい花を見るためにはやむを得ぬ。

ミズアオイの若芽            フトイ
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ウツボグサ

画像6月18日 手賀沼周辺

校庭の片隅でウツボグサが咲いた。

このウツボグサの咲き方が面白い。
草地の中にワレモコウの保護地があるが、
その保護地と草地の境目に咲いている。

本来は草地に咲く花だが、初夏の草刈りに
よって毎年刈られてしまう。
一方、保護地は草は刈られないが、ススキ
や雑草が密生していて住み辛い。
その結果、根は保護地に置き茎はそこから
草地に向って伸ばし何とか開花に至った、
と言う訳だろう。

草地が刈られた直後の保護地の様子
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梅雨時の学園

画像6月17日 手賀沼周辺

学園内はさっぱりと草刈りされていた。
期待していたタカトウダイとノアザミは
草刈りによって消えてしまった。

秋の草刈りは恒例だが、この時期の
草刈りは、最近では珍しい。
この時期の草刈りは、一方において、
秋咲きのコシオガマの発芽生育を
促してくれる可能性がある。
最近見られなくなったコシオガマに良い
影響をもたらしてくれるのだろうか。
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草地の花は草刈りで消えてしまったが、
林縁では、ヤブレガサとヒトツバハギが
咲いていた。

            ヤブレガサ

ヒトツバハギ
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観察会

画像6月16日 手賀沼周辺

梅雨寒から一転して真夏の青空。

今日の観察会は、ひたすら歩く。

台地でノジトラノオを観た後は、大津川
の土手を周遊しながらの観察会。

タコノアシとホソバオグルマの幼芽を
観察し、咲き始めたクサフジを撮る。
イヌゴマの幼芽を調べ、発見した
ミクリを観に行く。
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2時間半歩いて10箇所を周る。
歩き終わると、さすがに足が重い。
それでも、清々しい空と幼芽への
期待からか、心は軽い。

           クサフジを撮る





ノジトラノオ
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水路脇にミクリ

画像6月14日 手賀沼周辺

手賀沼に注ぐ大津川の河口。
右の写真はそこにある水路。
コンクリート化工事が終わって数年
経ち、水路脇には草が復活してきた。

驚いたことにミクリが蘇えってきた。
近くにはジョウロウスゲも見られる。

河口一帯は攪乱されると希少な植物
が現れる事が分る。



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ミクリ

  ジョウロウスゲ














近年は人による攪乱が無くなり、ヨシやガマが繁茂する単調な植生に戻ってきたため、
ミクリもジョウロウスゲも希少種となったのであろう。

フトイ                   ウキヤガラ
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