待たれる花

ミズアオイ.jpg
7月30日 手賀沼周辺

手賀沼に近い水田地帯の一画が、今年休耕となった。
写真はその休耕田に出芽したミズアオイの群れ。
ここは7年前にも休耕となりミズアオイが一斉に花をつけた。
今年、7年前のあの見事な景色の再現が期待される。
気がかりなのは、除草剤散布。
何とかこのままの姿で秋を迎えて欲しい。

数本、花が開き始めていた
ミズアオイ2.jpg

ミゾカクシ

ミゾカクシ用替下.jpg
7月27日 手賀沼周辺

手賀沼池畔に作られた水路の水際にミゾカクシが咲いた。
ミゾカクシは水田の畦に多くみられる花だったが、農薬散布で
姿を消し、最近ではこうした水路などの縁で見ることが多い。
キキョウ科の花らしく清楚な美しさを持つ里の花だ。

仲間にも見て欲しい花だが、仲間との観察会を再び中止した。
コロナ感染が柏市にも及んできている。
野原での観察会なので感染リスクは低いと言うものの、なにせ
老人中心の集い、慎重にならざるを得ない。

ミゾカクシ咲く水路
用替下水路.jpg

ミクリ

ミクリ小山台谷津.jpg
7月24日 手賀沼周辺

ミクリの花期はとっくに終わっているのだが、この湿地ではまだ
花が続いている。
今日は新たに3本の開花個体が見つかった。

今年はコロナの影響で湿地の草刈りを止めた。
そのためドクダミが密に繁茂し、ミクリの成長が止まってしまった。
今年開花した8本は、全て、湿地の縁に出ている個体でドクダミの
影響が少ないものばかりとなった。
来年の課題は、ドクダミの除去。

ミクリの咲く小さな湿地
小山台谷津湿地.jpg

雨が降る前に

文柏北斜面.jpg
7月22日 手賀沼周辺   つる植物に覆われた金網

今にも降りそうな曇り空、天気予報では昼には雨とのこと。
気になっていることがある、学園の金網を覆うつる植物の光景。
思い切って出かける。
金網に這い登ったオニドコロなどのつる植物を除去する。
この機会に、斜面のイカリソウの葉を覆うササなどの刈り取りも行う。
予報に反して、雨は降らなかった。

園内に咲き残っていたヤマユリ
ヤマユリ.jpg

ツルニガクサ

ツルニガクサ柏下.jpg
7月21日 手賀沼周辺

手賀沼を囲う台地の北向き斜面。
斜面地と畑地との間にある農道にツルニガクサが生えている。
年々減少しつつあるので、昨年は積み上げられていた倒木の
除去を行い、今年は共生するメヤブマオを刈り取った。
作業の効果はあった模様で、今年は多くの株が現れた。
ただ、気候のせいか、花付きが物足らないが。

ツルニガクサが生える斜面林下の農道
柏下風景.jpg

サガミラン

サガミラン子の神1.jpg
7月20日 手賀沼周辺

この林のサガミランは毎年現れるものの、開花までには至らず
蕾の状態でその年を終えてしまう。
その理由が何なのかは分からない。
今年、新しいサガミランの群れを発見した。
十株ほどの群れで、茎も高く、開花を期待させてくれるものだった。
だが、長梅雨に阻まれて林に行けなかった。
今日、久しぶりに林を覗いてみると、期待通り開花していた。
残念なことに花は盛りを過ぎていたが。

サガミランが咲く林内
子の神風景.jpg

イヌゴマ

イヌゴマ不動下.jpg
7月13日 手賀沼周辺

田圃の畦や縁に咲く昔懐かしい草花。
近年は除草剤や執拗な刈り取りによってその数を減らしている。
夏に咲くイヌゴマもその一つ。
写真の場所は田圃の縁にある農道風の草地だが、イヌゴマは、
背後には林立するセイタカアワダチソウがあり手前には除草剤が
散布される危険性に迫られ、安住できない環境。
それでも、今年は何とか群れ咲く景色を見せてくれた。

イヌゴマ不動下2.jpg

雑草を刈る

作業柏下.jpg
7月12日 手賀沼周辺

コロナに加え、鬱陶しい長梅雨。
ここ1週間、外出できない日が続いた。
今日は仲間との活動日だが、運よく、梅雨の晴れ間となった。
五人で河川敷に降り、ツルフジバカマ周辺の雑草とササを刈り取る。
この一週間、家に閉じ籠りがちだった体はどこかぎこちない。
そこへこの暑さ。
作業を終えると、さすがにぐったり。
ツルフジバカマの青々とした葉の姿に励まされる。

ガマを刈る

作業船堀.jpg
7月5日 手賀沼周辺

4人で保全作業。
今日の作業は、放棄田に生えるタコノアシの周辺のガマや雑草を
刈り取る作業。
地面は水溜まりの状態、全員長靴を履いての作業。
沢山のタコノアシが既に伸びてきている。
1時間半で作業を終える。
秋の開花時が待ち遠しい。

作業を終えて観察会に移る。
イヌヌマトラノオやイヌゴマを観察。
その途中に雨が降ってきた。
観察会を切り上げ、帰宅を急ぐ。

タコノアシの葉
タコノアシ船堀.jpg

チダケサシ

チダケサシ文柏2.jpg
7月3日 手賀沼周辺

チダケサシは明るい湿地に生える植物。
里のチダケサシは、本来の住処である明るい湿地が開発でなくなり、
その結果、林下の明るい場所に取り残されたもの。
人の利用もなくなり放置された林下は、次第にチダケサシにとって
住み辛い環境へと変わってゆく。
写真の学園のチダケサシもその運命をたどっている。

チダケサシ文柏1.jpg

クマツヅラ

クマツヅラ柏下2.jpg
7月2日 手賀沼周辺

知人のKさんからのメールで、近くにクマツヅラがあると教えられた。
行って見ると、畑作地の中の小さな舗装路の脇に点々と咲いていた。
アカバナユウゲショウなどと一緒に咲いている様は、道端雑草としか
思えない感じの花である。
だが、「千葉県植物ハンドブック」では、クマツヅラの分布状況は
「少ない」とランクされていて、希少な植物の一つとなっている。
現に、柏市内では、利根川周辺では土手や農道でしばしば見られるが、
それ以外の地域では、何故か、めったにしか見られない。
不思議な植物。
クマツヅラ柏下4.jpg